今日のブログは、
先日のあるレッスンで話題になったテーマ!!
「パンは、オーブンから出した焼きたて熱々が美味しい?」です。
答えは、
ほとんどのパンは✖。
オーブンから出したてより、
少し時間をおいた方が美味しいです。
ただ、揚げ物に関しては例外。(カレーパンや揚げパン)
これは油を使うので、揚げたてが一番美味しい!と感じます。
では、なぜほとんどのパンは、
焼き上げ直後より少し時間がたった方がおいしいのでしょうか??
それは、焼きたてのパンの中には、
たくさんの水蒸気が含まれているので、
すぐに食べると、ねちゃねちゃした食感となります。
また、水蒸気の中に溶け込んでいる発酵物質(アルコールなど)
も水分と一緒に抜けるので、発酵臭がかんじられます。
そして焼きたてのパンの温度は、
90℃もあることから、
熱く感じられるだけで味もよくわからない状態なのです。
これを少しおくことでパン本来の味や
風味を味わうことができますよ♪
このほか、
焼きたてのパンのクラムを形成している
グルテン組織は、
完全に固化していないので、
うまくスライスできず団子状になります。
パンの粗熱がとれ、冷ますことで、
クラムの組織がしっかりと固定化して、切りやすくなります。
自分でパンが焼けるようになったら、
焼きたてのパンを食べることが出来てとてもHappyですね。
すぐにほおばりたい気持ちを、グッと我慢して
粗熱が取れた30分くらい待ったパンを味わってみてください!!
あなたの焼いたパンをもっともっと美味しく感じられること間違いなしです。
ぜひ、試してみて。